マイワールド

すきなものすきなおんがく

Sirius~Tribute to UEDA GEN~

 

 

 僕はシリウスになって家族を見守っている

 

そう言って亡くなった上田現

 

彼の音楽はどこか寂しげでどこか奇妙で。

でもとてもフトコロが深い。

歌詞の世界に住むのは社会から逸脱した人々なのだけれど

全てを受け入れてくれる優しさがあるのだ。

 

そして。

その風景は彼の音楽が始まった途端頭の中で動き始める。

 

まるで8㎜映画のように。

 

 

生前、彼と親交の深かったバンドマンや、アーティスト達が

彼のその世界観を護りながらも

 

また違うカタチへと深化させているトリビュート。

 

 

オリジナルを聴いていてもそうなんだけど

こうやって違う人が歌っているのを聴くとより

この独特の世界が際立つような気がします。

 

レピッシュ時代の曲をレピッシュがあらためて歌ったり、

大木兄弟がコラボしたり。

 

わたしが好きなのは、川村結花さんが歌う「十秒後の世界」

 

もう…この曲は彼女の為の曲の様だな、と思う。

でもちゃんと現ちゃんがそこにいる。

 

神がかったカヴァーだと思う。

 

今日久しぶりに上田現の曲を聴いたらやっぱりわたしは

この人の作る世界が大好きだと思ったので。

その記念にこのブログを残します。。